「Collar×Malice」 クリアしました

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(2017.6.17 クリア)

「新宿区限定銃刀法解除」。

「首輪」。

 

青春というものがあるとするなら私の青春はインターネットとともにあった。その青春の1ページにはバトル・ロワイヤルを知らずにテニプリバトロワパロ夢小説にどハマりして深夜から早朝にかけて読みあさった思い出も刻まれており、Collar×Maliceをプレイして真っ先に心を掴まれたのは「新宿区限定銃刀法解除」という単語でした。

新宿区限定銃刀法解除……この設定によって生かされるのはシチュエーションと絵面だけで、設定と設定の繋がりが薄いというか一切ないしあえて無視されてるような穴だらけだし、ご都合主義(積極的に使いたくない単語ですが)と言えばそうなんだけど、私にはどうしても抗えない響きだった……新宿区限定銃刀法解除への「?」の振り払い方って人それぞれだと思うけど、私は出会った瞬間、昔好きだった人に十数年ぶりに偶然再会した気持ちで受け入れてしまった。もともと設定の粗とか見つけられないし気にならない人間だからというのが一番大きいとしても。

とまあ、なんかこう、ちょっとずつダラダラ喋りたいみたいな作品なんだよなあ、カラマリ。と、カラマリ関連三つ目の投稿で初めて気付いた。クリアから三ヶ月ほど経ちましたが未だにこの作品への気持ちがよく分かりません。好きだしプレイ中は夢中になったけど、やっぱりよく分からなくて、でも好きなことは確かで、だからなお分からない。本当は一個前のボーカル曲について書いたあの記事以上に言いたいこともないのでサイレントノイズ通常盤のジャケ写を貼って「これが私のCollar×Maliceへの気持ちです」って一言添えるだけで完成してしまうんだけどそんなのはついったーでやったらいいことなので……

 

いいゲームだったと思う。

まずゲーム全体の色調が好き。みんなスーツ着てるからっていうのもあるけど、明るい色が使われながらも画面そのものの彩度が低くて、新宿という舞台も相まって余計に夜を感じる。夜を感じられる作品っていいよね。攻略後解放されるおまけ要素やエンディングの種類の豊富さ、エンドロールへ向けての演出にも乙女ゲームを作り慣れてるなーって感じが滲んでた。そもそもそういう安定感が欲しくてこのゲームに手を出したというのもあって、その期待への、これだよこれーっていう手応えが常にあったのが一番嬉しかったなあ。新宿区限定銃刀法解除があけてった穴が見ないふりで放ったらかしになってるのも、乙女ゲームであることからブレたり蔑ろにしたりしないことの結果で、打てば確実に響いてくれて、さすがだなあと思った。その分歪になってしまっているところもあったりだとか、社会人主人公を取り巻く環境として当たり前に描かれる社会の端々がつらかったりだとか、大団円志向に具合悪くなったりだとか、しんどい部分も多々あるんだけど……カラマリへの分からなさって多分、私がこういうものへの折り合いのつけ方をまだ手探りで探しているところだからっていうのもあるんだと思う。ただ、総じていいゲームだったことは確かですし、白石景之にも出会えたんです。よかったのかどうかは不明ですが、心にいつくキャラクターとの出会いなんていつだってそうなんです。

だらだら喋りたい気分なのでだらだら書きます。

 

メインキャラクターたち

 

・市香ちゃん。自分を削るように人のために尽くす女の子。つらいなあと思うんだけど、市香ちゃんスーパーすごすぎて多分この生き方でも削られない稀有な人間です。にしても見てるこっちがつらいですが。共通ルートでもつらいし各ルートでも大概つらい。

 

・みんな顔がいい、いいのですがやっぱり、笹塚尊が……笹塚尊の顔がいい……きれいだなあとは思いつつも思ってただけだった花邑まいさんの絵を今になって好きになったのは笹塚尊の顔があまりにもよかったからです……ドーナツくわえてる立ち絵がめちゃくちゃ好きなので絶対私は笹塚尊だと思ってたのに思ってたより声のトーンが低くてあ、そっち……ってなった……結果的に笹塚尊の容姿にあの声のトーンでバランスは取れていたのだと思う。本当に顔がいい。そういうわけでビジュアル面は今回全て笹塚尊に持っていかれました。顔がいい。

 

・柳せんぱい。柳せんぱいの話をするときに外せないのがCVについてで、森田成一さんなんですよね。今まで聞いてきた男性キャラクターの声で一番好きなのがGS2の佐伯瑛なんですけど、なんか、佐伯瑛の、猫かぶりキャラなのに声のトーンであったり表情であったりの幅が狭く取られてるとこが、無理してやってるんだなあ、みたいな、不器用だなあって、自分で勝手に決めたルールで勝手に生きづらくなってる佐伯の、今までの生き方が全部乗った声で……それを踏まえて柳せんぱいは。例えば、サンプルボイスを聞いた瞬間あーってなるキャラとたくさんの声を自分の中に積み上げていってある瞬間突然あーってなるキャラとがいて、柳せんぱいは絶対に後者なんですよ。それがもう、佐伯瑛の声の人だなあって感じで……柳せんぱいもやっぱり、声のトーンや表情なんかは狭く取られているキャラクターなんですが、驚いた時とかに元ヤンが滲むんですよね。セリフそのものも、ん? の代わりにあ? って言うみたいな感じなんだけど、その元ヤン加減が、絶対に人を威圧する目的で滲まされたものでないという。染み付いた根幹みたいなのが常に音として滲んでいて、狭い中で思わず出てしまう部分と柳せんぱいの一部になってる部分とでの強弱がそのまんま不器用な人のほころびになっていて、柳せんぱいのこれまでが、全部声に通ってるんです。多分、もともと私が、長く聞いてられるような振り幅の狭い喋り方が好きだというのもあると思うんだけど、やっぱりこの人の演技が好きだなあと思いました。あんまりキャストをきっかけに作品に触れることがないので森田成一さんの声との久々の再会でした。

 

・珍しくCVの話をメインにしてる! ということで岡崎。市香ちゃんが撃たれたあとのシーンで声優さんの演技で初めて泣きました。着実に情緒が育まれてる……岡崎も岡崎で、常に自分の心に薄膜一枚貼り付けてるみたいな声色なんだけど、それがペリペリ剥がれていくような嘆き方で、今までの岡崎の喋り方はこのシーンのためにあったんだなー!って。あのシーンをゴールとしていくつかのイベントからの逆算で作られていったような声で、柳せんぱいの声の印象と真逆かも。

 

・みねお。みねおは……なんか、学生キャラの年齢設定をそのまま成人にしただけみたいな感じでつらかった。本当に、こういうことをあまり言いたくないのですが、クリスマスプレゼントに四つ葉のクローバーのヘアピンを贈る23歳つらすぎませんか。そもそも市香ちゃんヘアピンしてる?  してないよね。いやしてないもの贈ったらだめってことはないけど、してないからこそ贈ることもあるだろうし……でもみねおのこういうとこ、あー相手見てないなーっていう、つらいし、このゲームはそういう、テンプレの使い方が雑なとこが多い。みねおの恋愛に関する相手見てないなーって感じは恋愛教則本みたいなの読み込んでる設定もあるので分からなくもないんだけど、四つ葉のクローバーのヘアピンは教則本を鵜呑みにした方がマシだったのでは? って感じでつらいんだよね。うーんってとこもあったけどみねおのかわいいところを言うと、柳せんぱいのこと好きすぎなのがかわいいです。「どうだ、すごいだろ。これ、ぜーんぶ柳先輩が作ってくれたんだぞ!」「だよなあ。なのに柳先輩は、栄養バランスまで考えてくれるんだぜ」はいかわいい。

 

・白石……白石のこと思うと頭を抱えてしまいます……白石の声というか、長い台詞も大体一呼吸で喋り切るのに抑揚や緩急がなだらかにつけられているとこ好きでした。音楽記号で言うならスラーがかかってそうな感じ。私、最年長キャラクターがあまり好きではないのでルート入るまではすごいどうでもよかったんです、他の人のルートでいつのまにか消えてるとかそんなの全然気にしてなかったし気付かなかった。今、そんな自分の態度が悔やまれます。これからの私は、もっと真剣になりたいと、思っています。

 

・全員顔もいいのですがなにより名前がとってもいい。特に名字が。クラスに一人いるかいないかくらいのレベルの、ものすごく珍しいわけでもないけどこういうゲームでキャラクターの名字にされるのはちょっと珍しいかもね、くらいの名字の当てはめ方が絶妙で!具体的に言うと岡崎が岡崎なのがすごいと思った。白石はキャラクターの物語が持つテーマと通ずるような名字で、こういうゲームでは付けられ方としてそんなに珍しくなく、そう思うと、ギャップで見せていくシナリオの作りといい乙女ゲーム的なところを負っているキャラクターだなあ。ファンタジックです。

 

・あとあと、名前でいうなら、柳せんぱいの愛時って名前はめちゃくちゃいいですね……名前聞いた時点ですでに好きだもん……

 

 

サブキャラクターたち

 

・香月。高校三年生反抗期まっさかり。一人暮らしの姉の家に転がり込んで姉をリビングで寝かせ自分は姉の部屋を自室として使う。弟なのに全然かわいくない。市香ちゃん、本当に、外に出ればいつ毒射出するか分かんない首輪をつけられ、家に帰れば反抗期の弟がブーブーして、気苦労が多すぎてあまりに気の毒だった。

 

・向井さん。雑〜〜〜! って感じのキャラクターでした。27、8歳くらいの年齢設定だと思うんだけどそれでこの化粧でこの服でこの喋り方か……みたいな……「ぎゃふんと言う」とか言うんだよね向井さん……『機捜若手』『機捜ベテラン』っていう名前で出てくるモブの会話で、おっさんだらけの現場での会話を再現しようとしてる雑なそれっぽさがあって、そういう雑なそれっぽさと、向井さんのような雑なそれではないが混ざり合って不協和音起こしてる部分は多かった。笹塚が「ちょっと付き合えよ」って言って手だけでジョッキを傾ける仕草をするのとかもうわ…って感じでつらかったんですけどこの仕草はそれではなさでそれでいて飲むのはカシオレっていうのがそれっぽさ。

 

 

個別ルートいくつか

 

・カラマリの個別ルート全体に言えることなんだけど、一つの事件を一人が担当してどの事件を選ぶかで個別分岐するので、結局、個別ルート入ると他の攻略対象たちとの絡みはほとんどなくなるし、主人公が警察官だから警察組織側の人間との絡みは減らないしなんなら主人公に警察組織からの情報持って来させるしでせっかく組織抜けた人間たちが集まってるのにその要素に面白みがなくなってるんだよね。シチュエーションの形成にも繋がらないような文言だけの設定がゴロっと放られてるような感じ。新宿区限定銃刀法解除も同じなんだけどこれに関しては単語自体の響きが最高なので……笹塚ルートで「戦力を分散させてても仕方ないから警察に戻れ」と言われるんですけど、ほんとーーーにその通りで、みねおも最後は警察に戻るし大体の個別ルートで最後は警察と協力し合うし、もうちょっと個人の寄せ集め感が欲しかったなあ。

 

・最初の印象がルート入って大きく変わるようなキャラクターは(白石を除けば)あんまりいなくて、言葉のやり取りの積み重ねで目の前のその人に対する気持ちが変わっていくのを丁寧に見せてくれる作品でした。誰も他人のことを本当には理解できないのを前提に、理解したい、で動いていくのがすごくよかったです。ギャップは、ハマった時はワンシーンだけでものすごい破壊力を持つけど、小さな気持ちの変化の積み重ねを追うだけでキャラクターはこんなに魅力的になるんだなあって……でも白石みたいな遠回りで辿り着くようなキャラクターも用意されていて、過不足なくてほんとうによくできていた……

 

・笹塚の、高圧的で威圧的なところが、お前! って感じで苦手だったので笹塚ルート進めてる時はイライラの波の強弱の中にいたけどなんだかんだで笹塚ルートを進めていた時が一番心が盛り上がっていたし、全ルート終えて振り返ってみると、笹塚は常に事件を追うための行動を取っていてそれが自ルートでもちゃんと反映されていたので、好きなルートと言われると笹塚ルートなんですよね……でも鍋イベントの笹塚と弟はどうかと思うし、事件解決後、市香ちゃんが仕事終わりに笹塚の家でごはん作ってその後家に帰って今度は弟のごはん作ってるのは許せないです、市香ちゃん家でごはん食べて帰ってください。市香ちゃんの見ててつらいのは本人が苦もなくやってるとこなんだけどさ…… 

 

・市香ちゃんはたまに飲みに行く時以外は全部自炊なのですが、笹塚ルートでは休みの日の朝に家でミルクティースコーンの焼き上がりを待つ間クロワッサンとホットチョコレートで遅めの朝食を摂ったりして、生活の質とそれを保てる精神の安定感がすごい。市香ちゃんの安定した精神力の高さはこういうところに表れているのですが、それでも毎日弁当作って晩ごはん二回作る生活は大変だし結局家まで送って帰るなら笹塚が市香ちゃん家で晩ごはん食べて帰ったらいいわけで笹塚は市香ちゃん家で晩ごはん食べて帰ってください。

 

・岡崎のメールの顔文字がかわいくて、市香ちゃんがだんだん岡崎とおんなじ顔文字使うようになっていくのもかわいかった! 夫婦とカップルは似ていくっていう言葉を思い出しました。

 

・白石ルートは、白石は、白石は……自分から社会に裁かれに行くのが本当につらくて、私刑の方がまだよかったと思ってしまう……ただそれ以上に私がつらかったのは、柳ルート除き白石ルート以外では白石が途中で消えてるってことに、白石ルートを進めるまで気が付かなかったってことなんです……私が悪い……さっきも言ったけど……

 

・白石、興味のない人の名前は覚えられないみたいな態度取ってるのに意外と覚えてて人から指摘されて「あ、ほんとだ」みたいに気付くのとか人を喜ばせようとするとき物をあげることしか思いつかないのとてもつらい。たまごやきイベントを読んだのが早朝だったのですが、どうしようもない気持ちになって泣いた。岡崎ルートで市香ちゃんが岡崎と同じ顔文字を使うようになるのもそうなんだけど、白石がたまごやきを焼くのも市香ちゃんのマネで、好きな人に似てくるのとか、同じことをしてしまうのとか、「カップル(この時点ではそうではないけど)は似てくる」でもあるし、白石がそれをやると「お母さんのまねをしてみる娘」的なものの方を強く感じてしまって。選べる手段が自分の中にはないから一番身近で信じている人のまねをして返そうとするけどあんまり上手くはいかなくて……不器用で、選べなくて……だから極端で、齟齬ばかりで、取りつくろえなくて、はき違えてて、裏目に出て傷つけて、痛みそのものに鈍感だから、人のも自分のも傷を傷だと思えないひと……理由をつけるのが下手で、ずるいやり方を知らないまま、歪な隙間に向かって、まっすぐ、生きてきたひと…………たまごやきイベントは市香ちゃんのまねをすることで白石が初めて分かりやすく伝わりやすい「人のため」ができたイベントで、早朝に受け止めるにはちょっと重たすぎました。つらかった。

 

・それ超えると白石幼少期スチル見れてこれがちょーーーーかわいーーーーのでこれだけでもーーー!

 

・「……楽しいんだよ。今が……すごく。」でも泣きました。

 

・守られる未来の見えない約束って好きで、クリスマスパーティーはその類のものであったけど、クリスマスパーティーしてる場合か??というのが気になって、うーん……と思いながら見ていた。

 

・「サンタは…….その、実際にいるわけじゃないので 身近な人がサンタになって、プレゼントを渡すことが多いと思います」「だとしたら……俺もサンタになれるってこと? 良かった、それなら君がプレゼントをもらいそびれることはないね」 クリスマスパーティーしてる場合じゃないけどこの会話はよかったです。その人の心の中にいる子どもにやさしくしようとする接し方を好きだなあと思います。

 

・御國を殺すまでの経緯が省かれ過ぎていて、なんで白石くらい頭の回る人がそんなことで市香ちゃんの首輪を外せると思ってしまったのか分からないし、これしかないと思い込むまでに追い詰められていたというならその姿は見たいし、御國とゼロ、御國と14番の関係は好きだなあと思うのでFDではこのシーンに至るまでの白石と御國とのやり取りが見られたらいいなあと思う。

 

・白石が猫に番号で名前を付けてそれで過不足ないと思っているところ。14番の猫はいないところ。アドニスを故郷だと言う白石。

 

・やっぱり、白石ルートは、自分と相手の心の中にいる子どもに、やさしくたいせつに接する話だったから、だから白石が自分から社会に裁かれに行くのがつらかったんだなあ……

 

・白石ルートは悲恋エンドの評判がよかったけど私は白石が先を急いで無茶をして死んでしまうバッドエンドのが好きでした。好感度の足りない時のエンディングなのかなあ。好感度がもう少し高かったら白石はあんなに無理をしなかったし、通常エンドでは無理をしなかったから死ななかった。先の見えてる小さな幸せを薄く伸ばして少しずつ確かめながらの先送りの日々だったから、箱の底のせめてもの最善だって手に入れられたんだろうなあって……

 

・柳先輩はキャラクター紹介文にもある、「……ここから見える、新宿の街が好きなんだ」 が好き。

 

・柳ルートが特殊なのは、柳視点でお話が進むことも多いところ。Trueルートだからというのもあり、柳ルートでは攻略対象たちの抱える諸問題を全部解決して大団円!! が強くて、私は大団円があんまり好きじゃないけど大団円感はもっと好きじゃないんだなあ(例:FDのエンドロールで攻略対象たちが白い服を着る)ってあらためて思いました。攻略対象たちが主人公不在の場で話をすることが多いのはとてもよくて、好きなんですが、それがそのまま力技の大団円へと結ばれていってどう捉えればいいのか今でも複雑な気持ちです。自分の個別ルートで死んで自分の個別ルート外では細く長く生きていくような攻略対象が好きなんだけど、諸問題を抱えながらもそれをどうしようが生きていけることを確認できるのが好きなだけで、それが簡単に軽くなったりするのはキャラクターが大団円のための下敷きになったように感じてしまって悲しいだけなんだ。だから私、前にどこかにも書いたけど、カラマリのTrueルートをどう捉えたらいいのか分からない。X-DAYが差し迫ってるのは他のどのルートでも同じなのにTrueルートでは自分の悩みはさて置いて捜査に協力できる峰雄。そんな風に言ってもらえると死にたくないってちょっとは思えるって言う岡崎。「……柳愛時。あなたは14番……いえ、白石景之を変えました」。全12話のアニメの最終話みたいな全員集合のラストシーン。新宿の朝焼けを見られるのは柳ルートでだけだったと思う。「シンクロ」は「サイレントノイズ」「静かの海」と打って変わってゲーム本編へ寄せてあって、Trueエンドそのものが白々しく感じてしまった。もちろんいいところもたくさんあったし、白石→柳ルートをプレイしている時ひさびさに外出先にゲーム機を持って行くというのをしてしまったくらい、楽しかったし夢中だった。ただ、私は静かの海の延長にある場所へたどり着きたかったんだろうな、と思う。オトパのPVは、新宿の夜は明けたけどそのために明けることがなくなった場所もあるってことをFDでやるよってことだと思うので、そこに見たかったものがあればいいなあ。でもさー、夜を終わらせるためだけのお話なら夜のままでいいんだよ。朝焼けでも、真夜中でも、柳ルートとは違うやり方の終わりが欲しいなあ。

 

 

 

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冒頭のこの作品はフィクションです画面もいいんだけどこの注意書き画面も洗練されててとても好き。

キャラソン、でましたね、すごくいいですね。最近は岡崎のをずっと聞いてます。

白石のキャラソンが出る頃はもう冬なんだな……